“羅氈”の読み方と例文
読み方割合
らせん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この部屋は近頃まで印度インド学生が二人住まって、とうの長椅子の上にごろごろしていたのである。その時やす羅氈らせんの敷いてあった床に、今は畳が敷いてあるが、南の窓の下には記念の長椅子が置いてある。
青年 (新字新仮名) / 森鴎外(著)