トップ
>
氈車
ふりがな文庫
“氈車”の読み方と例文
読み方
割合
せんしゃ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せんしゃ
(逆引き)
曹操の面部は
腫
(
は
)
れあがり、
金瘡
(
きんそう
)
は甚だ重かった。彼は、その病躯を
氈車
(
せんしゃ
)
のなかに横たえ、敗戦の譜いたましく、残余の兵をひいて帰った。
三国志:09 図南の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「……では」と、そこの門で、董卓に暇を乞うていると、ふと、
氈車
(
せんしゃ
)
の内から、貂蝉のひとみが、じっと、自分へ、無言の別れを告げているのに気づいた。
三国志:03 群星の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「謝す。謝す。——
王允司徒
(
おういんしと
)
、ではこの美女は、
氈車
(
せんしゃ
)
に乗せて連れ帰るぞ」
三国志:03 群星の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
氈車(せんしゃ)の例文をもっと
(3作品)
見る
氈
漢検1級
部首:⽑
17画
車
常用漢字
小1
部首:⾞
7画
“氈”で始まる語句
氈
氈鹿
氈店