“内訌”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ないこう97.0%
もめ3.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
車が大學の門前を過ぎる時、自分は又もや十年前の憤慨の歴史を追想した。よく世間に傳へられる陋劣な教授連の内訌ないこうを想像した。
新帰朝者日記 (旧字旧仮名) / 永井荷風(著)
その他すべて今日の我々青年がもっている内訌ないこう的、自滅的傾向は、この理想喪失そうしつの悲しむべき状態をきわめて明瞭に語っている。
総て婦人は他家の内訌もめに就て、評議を凝らすときは、亭主の党派に加はるものですが、フアン、ヰンクルの家の事では、殊に亭主を賛成し、晩の会議で、罪の全体を負ふのは、フアン
新浦島 (新字旧仮名) / ワシントン・アーヴィング(著)