“喪失”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
そうしつ77.3%
なく13.6%
さうしつ9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
といっても、男によって体に与えられた“うつつの喪失(そうしつ)”は逆に彼女を一瞬(いっとき)のまにべつな女として生れかわらせていたともいえよう。
私本太平記:01 あしかが帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
只今申しました通りに過去の記憶を喪失(なく)していることをハッキリ自覚していたんですから、万一、ズット以前に約束した女が居はしなかったか……ぐらいの事は
キチガイ地獄 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
その中には誘拐(いうかい)や、迷子や、記憶(きおく)の喪失(さうしつ)や、借金逃れもあつたでせうが、昔の人はそんな詮索(せんさく)をする氣もないほど鷹揚だつたのでせう。