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こみあ
ふりがな文庫
“こみあ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
コミア
語句
割合
込合
44.4%
込上
22.2%
混合
11.1%
逆上
11.1%
嘔上
5.6%
衝動
5.6%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
込合
(逆引き)
私
(
わたし
)
たちは
七丁目
(
なゝちやうめ
)
の
終點
(
しうてん
)
から
乘
(
の
)
つて
赤坂
(
あかさか
)
の
方
(
はう
)
へ
歸
(
かへ
)
つて
來
(
き
)
た……あの
間
(
あひだ
)
の
電車
(
でんしや
)
は
然
(
さ
)
して
込合
(
こみあ
)
ふ
程
(
ほど
)
では
無
(
な
)
いのに、
空
(
そら
)
怪
(
あや
)
しく
雲脚
(
くもあし
)
が
低
(
ひく
)
く
下
(
さが
)
つて、
今
(
いま
)
にも
一降
(
ひとふり
)
來
(
き
)
さうだつたので、
人通
(
ひとどほ
)
りが
慌
(
あわたゞ
)
しく、
一町場
(
ひとちやうば
)
二町場
(
ふたちやうば
)
人魚の祠
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
こみあ(込合)の例文をもっと
(8作品)
見る
込上
(逆引き)
その岸本の言葉を聞くと、節子は何がなしに胸が
込上
(
こみあ
)
げて来たという風で、しばらく壁の側に顔を押えながら立っていた。
新生
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
こみあ(込上)の例文をもっと
(4作品)
見る
混合
(逆引き)
混合
(
こみあ
)
う
人数
(
にんず
)
の崩るるごとき火水の戦場往来の
兵
(
つわもの
)
には、余り透いて、相撲最中の
回向院
(
えこういん
)
が野原にでもなったような電車の
体
(
てい
)
に、いささか拍子抜けの形で、お望み次第のどれにしようと
陽炎座
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
こみあ(混合)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
逆上
(逆引き)
桂はうまそうに食い初めたが、僕は何となく汚らしい気がして食う気にならなかったのをむりに食い初めていると、思わず涙が
逆上
(
こみあ
)
げてきた。
非凡なる凡人
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
こみあ(逆上)の例文をもっと
(2作品)
見る
嘔上
(逆引き)
虫唾
(
むしず
)
が走る、ほほほ、と笑われると、ぐ、ぐ、と我知らず、お時が胸へ
嘔上
(
こみあ
)
げて、あとで黄色い水を吐く……
薄紅梅
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
こみあ(嘔上)の例文をもっと
(1作品)
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衝動
(逆引き)
時々胸からせぐりあげて来る涙を、強いて
圧
(
おし
)
つけようとしたが、どん底から
衝動
(
こみあ
)
げて来るような悲痛な
念
(
おもい
)
が、
留
(
とめ
)
どもなく波だって来て為方がなかった。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
こみあ(衝動)の例文をもっと
(1作品)
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