“込上”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こみあ44.4%
こみあが33.3%
こみあぐ22.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その時はもう全(まる)で夢中で、唯(ただ)那奴の憎らしいのが胸一杯に込上(こみあ)げて、這畜生(こんちくしよう)と思ふと、突如(いきなり)其処(そこ)に在つたお皿を那奴の横面(よこつつら)へ叩付(たたきつ)けて遣つた。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
伴藏の女房おみねは込上(こみあが)る悋気(りんき)の角も奉公人の手前にめんじ我慢はしていましたが、或日(あるひ)のこと馬を牽(ひ)いて店先を通る馬子を見付け
お初は口惜(くや)しく悲しく情なく、口も利かれぬほど込上(こみあぐ)る涕(なみだ)を呑込んで、これは私が悪う御座んした、堪忍(かんにん)をして下され、お力が親切で志してくれたものを捨てしまつたは重々悪う御座いました
にごりえ (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)