“明了”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あきらか33.3%
みょうりょう33.3%
めいりょう33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其方共儀むこ夫等をつとら災難さいなんを歎き艱難辛苦かんなんしんくの上公儀巡見使じゆんけんしうつたへ出申立明了あきらかなるにより善惡判然と相あらはれ九助の寃罪ゑんざいそゝぎし信義しんぎ貞操ていさうの段厚くほめ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
(『犀浦沙弥訓さいほしゃみくん』にいわく、「死時の心は、これ八識はっしき無記むき心にして、六識ろくしき明了みょうりょう心にあらざるなり。すでにこれ無記、すなわち苦楽あることなし」と)
通俗講義 霊魂不滅論 (新字新仮名) / 井上円了(著)
して散々谷間田に誇らせて置てそうだ明日の正午十二時にはサア罪人は何町何番地の何の誰ですと明了めいりょうに言切ッて遣る愉快愉快併しまてよ唯一通りの犯罪と思ッては少し違う
無惨 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)