“誘導”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ゆうどう61.5%
いうだう15.4%
そゝ7.7%
ひっか7.7%
みちび7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかるに今その敵に敵するは、無益むえきなり、無謀むぼうなり、国家の損亡そんもうなりとて、もっぱら平和無事に誘導ゆうどうしたるその士人しじんひきいて、一朝いっちょう敵国外患がいかんの至るに当り
瘠我慢の説:02 瘠我慢の説 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
平次は何處で聞いたか、斯う誘導いうだう的な問を持ちかけました。今では板倉屋伴三郎の寵者おもひもので通つて居るお勢が、曾て白旗直八に關係があらうとは、誰も知つては居なかつたのでした。
迅速じんそくかつ壯快さうくわい變化へんくわ目前もくぜんせる彼等かれら惡戲好いたづらずきこゝろをどれほど誘導そゝつたかれない。かれ落葉おちばつかんではかまどくちとうじてぼうぼうとえあがるほのほかざした。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
どう誘導ひっかけられて悲惨なクリュエル羽目に陥し込まれんものでもないから、こういう場合にはあまり逸らんのが大丈夫の道、触らぬ神に祟りなしで、せいぜいユックリと凪ぎを待つ方がよろしい
魔都 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
「富士は扶桑ふそう第一の霊山。しかし険しさも日本一だよ。よく登山出来ましたな。神のお誘導みちびきがあったからであろう」
神州纐纈城 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)