“ゆうどう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
誘導72.7%
有㷲9.1%
有道9.1%
祐道9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「長年の習慣ですから、そう右から左へはまいりますまい。ジリジリご誘導ゆうどうください。ご本人にもおっしゃらせず、はたからも申しあげないようにして」
苦心の学友 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
橚は燕王の同母弟なるをもって、帝もかねて之を疑いはばかり、橚もまた異謀あり、橚の長史ちょうし王翰おうかんというもの、数々いさめたれどれず、橚の次子じし汝南じょなん有㷲ゆうどうの変を告ぐるに及び、このことあり。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
道徳とは有道ゆうどうの士をして道を行わしめんがために、吾人がこれに対して与うる自由の異名いみょうである。この大道徳を解せざるものを俗人と云う。
野分 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
寝床を敷きに来た小坊主に訊くと、住職の名は祐道ゆうどう、納所は善達と信念、寺男は弥七と云うのである。
半七捕物帳:69 白蝶怪 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)