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誘出
ふりがな文庫
“誘出”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
おびきだ
50.0%
さそいだ
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おびきだ
(逆引き)
世間の快楽については、何もしらぬらしい養父から、少しずつ心が離れて、長いあいだの圧迫の反動が、彼女を
動
(
と
)
もすると
放肆
(
ほうし
)
な生活に
誘出
(
おびきだ
)
そうとしていた。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
彼は追手の舟を湖心に近く
誘出
(
おびきだ
)
して置いて、いきなり方向を転換し、湖の東岸へとまっしぐらに走っている。そして、高く手を振りながら、さもさも愉快そうに、カラカラと笑っている。
黄金仮面
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
誘出(おびきだ)の例文をもっと
(3作品)
見る
さそいだ
(逆引き)
別に怪しいものじゃない、自分が時々見る美しい、嬉しい夢、——いや、夢じゃない、我が心に、
誘出
(
さそいだ
)
されたものかと思う。
沼夫人
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
その意味は新入生と云うものは多少金がある、
之
(
これ
)
を
誘出
(
さそいだ
)
して酒を飲もうと
斯
(
こ
)
う云う
考
(
かんがえ
)
だろう。言わずとも
分
(
わかっ
)
て居る。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
誘出(さそいだ)の例文をもっと
(3作品)
見る
“誘出”の意味
《名詞》
誘い出すこと。誘き出すこと。
(出典:Wiktionary)
誘
常用漢字
中学
部首:⾔
14画
出
常用漢字
小1
部首:⼐
5画
“誘”で始まる語句
誘
誘拐
誘惑
誘引
誘導
誘降
誘拐者
誘掖
誘致
誘因
検索の候補
誘引出
“誘出”のふりがなが多い著者
福沢諭吉
徳田秋声
泉鏡花
江戸川乱歩
永井荷風