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おびきだ
ふりがな文庫
“おびきだ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
誘出
50.0%
誘惑
16.7%
誘引出
16.7%
誘拐
16.7%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
誘出
(逆引き)
彼は追手の舟を湖心に近く
誘出
(
おびきだ
)
して置いて、いきなり方向を転換し、湖の東岸へとまっしぐらに走っている。そして、高く手を振りながら、さもさも愉快そうに、カラカラと笑っている。
黄金仮面
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
おびきだ(誘出)の例文をもっと
(3作品)
見る
誘惑
(逆引き)
「へ、芳江姫とおっしゃると? ああ解りました解りました。青竜二郎とこの私とで
誘惑
(
おびきだ
)
した美しい乙女……あの乙女のことでござりましょうな?」
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
甘々
(
うまうま
)
部屋から
誘惑
(
おびきだ
)
し、鳳凰の間まで連れて来るや活をもって息吹き返させ、さらにオースチン師の催眠術をもって
睡眠
(
ねむり
)
に入れられた白虎太郎は今や
昏々
(
こんこん
)
と眠っている。
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
おびきだ(誘惑)の例文をもっと
(1作品)
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誘引出
(逆引き)
放
(
はな
)
れず二人の娘に逢して
呉
(
くれ
)
と
髮
(
かみ
)
もおどろに
振亂
(
ふりみだ
)
し狂氣の如き
形容
(
ありさま
)
に長庵
殆
(
ほとん
)
どあぐみ
果
(
はて
)
捨置
(
すておく
)
時
(
とき
)
は此女から
古疵
(
ふるきず
)
が
發
(
おこ
)
らんも知れぬなり
毒
(
どく
)
喰
(
くは
)
ば皿とやら可愛さうだがお安めも殺して
仕舞
(
しま
)
ふ
外
(
ほか
)
は無いが如何なる手段で殺して
呉
(
くれ
)
ん内で殺さば
始末
(
しまつ
)
が惡し何でも娘兩人に逢して
遣
(
やる
)
と
誘引出
(
おびきだ
)
し人里遠き所にて
拂放
(
ぶつぱな
)
すより思案は
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
おびきだ(誘引出)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
誘拐
(逆引き)
こうして彼らは土人どもが何らか不思議な
詭計
(
きけい
)
を設けて彼らの隊長ホーキン氏を昨夜のうちに
誘拐
(
おびきだ
)
しどこか土人どもの本陣へ連れて行ったに相違ないと
加利福尼亜の宝島:(お伽冒険談)
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
おびきだ(誘拐)の例文をもっと
(1作品)
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