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嗾
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そゝ
ふりがな文庫
“
嗾
(
そゝ
)” の例文
金之丞の恐れ入つた調子と、それに對照して、八五郎のトボケた調子が、たまらなく平次の
好謔心
(
かうぎやくしん
)
を
嗾
(
そゝ
)
つたのでせう。
銭形平次捕物控:032 路地の足跡
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
長崎屋の娘お喜多の浮氣心を
嗾
(
そゝ
)
つて、圍ひの鍵を盜み出させようとしましたが、妹と觸れ込んだお京は、その實半之丞の女房と覺られて、
嬌慢
(
けうまん
)
なお喜多の
妬心
(
としん
)
を
煽
(
あふ
)
り、少し賢こくない利吉を
煽動
(
せんどう
)
して
銭形平次捕物控:080 捕物仁義
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
嗾
漢検1級
部首:⼝
14画
“嗾”を含む語句
使嗾
御使嗾
指嗾
使嗾者
嗾掛
示嗾