“昏昏”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うとうと50.0%
こんこん50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
少し昏昏うとうとしたかと思ふとカテドラルの古塔の日曜の朝の鐘が枕の上へ響き渡つた。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
ただ末期まつごをらくにするために思いきり注射した麻酔剤がきいてるあいだの昏昏こんこんとした眠りからめたときに母は奇蹟的に元気を恢復かいふくした、病苦もなく、浮腫もへり
母の死 (新字新仮名) / 中勘助(著)