“昏睡状態”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こんすいじょうたい83.3%
こんすゐじやうたい16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
このとき坊やは異変の為か半ば昏睡状態こんすいじょうたいにあって、丘をすこし向うへ越えたあたりに巨大な手足をほうりだしたままグッタリとなっていた。
地球盗難 (新字新仮名) / 海野十三(著)
新蔵はやっと長い悪夢に似た昏睡状態こんすいじょうたいから覚めて見ると、自分は日本橋の家の二階で、氷嚢ひょうのうを頭に当てながら、静に横になっていました。
妖婆 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
私は妹さま方が私にして下すつたことをすつかり存じてをります——何故なぜと申して私はあの昏睡状態こんすゐじやうたいの間無意識ではございませんでしたから——ですから、私