“昏睡的”の読み方と例文
読み方割合
こんすいてき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ちょうどその時マリユスは、静かに眼瞼まぶたを開いた。そしてその目は、まだ昏睡的こんすいてきな驚きにおおわれながら、ジルノルマン氏の上に据えられた。
そうして蒲団ふとんの温みにされて、昏睡的こんすいてきに眠りに落ちた時分に、北原賢次はお雪に代って、粥と、火と、炭と、アルバムとを持って来たのですが、兵馬の熟睡を見すまして
大菩薩峠:27 鈴慕の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)