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昏睡状態
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こんすいじょうたい
ふりがな文庫
“
昏睡状態
(
こんすいじょうたい
)” の例文
このとき坊やは異変の為か半ば
昏睡状態
(
こんすいじょうたい
)
にあって、丘をすこし向うへ越えたあたりに巨大な手足を
抛
(
ほう
)
りだしたままグッタリとなっていた。
地球盗難
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
新蔵はやっと長い悪夢に似た
昏睡状態
(
こんすいじょうたい
)
から覚めて見ると、自分は日本橋の家の二階で、
氷嚢
(
ひょうのう
)
を頭に当てながら、静に横になっていました。
妖婆
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
ムク犬が烈しく
吠
(
ほ
)
え出したのはその
暁方
(
あけがた
)
のことでありました。お君はそのムク犬の烈しい吠え声にさえ破られないほどに
昏睡状態
(
こんすいじょうたい
)
の夢を結んでいたのであります。
大菩薩峠:12 伯耆の安綱の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
この夜は終夜まくらもとにつきそうて
看護
(
かんご
)
した。ドノバンはやっぱり
昏睡状態
(
こんすいじょうたい
)
である。
少年連盟
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
「えっ、赤見沢博士が
昏睡状態
(
こんすいじょうたい
)
から
覚
(
さ
)
めたというか。そして君は博士に会って話をして来たって?」
鞄らしくない鞄
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
昏
漢検準1級
部首:⽇
8画
睡
常用漢字
中学
部首:⽬
13画
状
常用漢字
小5
部首:⽝
7画
態
常用漢字
小5
部首:⼼
14画
“昏睡”で始まる語句
昏睡
昏睡的
昏睡体
昏睡病
昏睡仮死