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昏絶
ふりがな文庫
“昏絶”の読み方と例文
読み方
割合
こんぜつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こんぜつ
(逆引き)
ひややかな夜気は彼を一たんの
昏絶
(
こんぜつ
)
から呼び
醒
(
さ
)
ましていた。官兵衛は気がついたまま、ぽかんと眸をうつろに天へ向けていた。
黒田如水
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
この荒療治のおかげで、不幸にも蘇武は半日
昏絶
(
こんぜつ
)
したのちにまた息を吹返した。
且鞮侯
(
そていこう
)
単于はすっかり彼に
惚
(
ほ
)
れ込んだ。
李陵
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
ぼくの自己弁解です。ぼくは幼年時、身体が弱くてジフテリヤや赤痢で二三度
昏絶
(
こんぜつ
)
致しました。八つのとき『毛谷村六助』を買って貰ったのが、文学青年になりそめです。
虚構の春
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
昏絶(こんぜつ)の例文をもっと
(11作品)
見る
昏
漢検準1級
部首:⽇
8画
絶
常用漢字
小5
部首:⽷
12画
“昏絶”で始まる語句
昏絶倒臥
検索の候補
昏絶倒臥
“昏絶”のふりがなが多い著者
吉川英治
中島敦
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
太宰治