“狐裘”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かわ33.3%
こきう33.3%
こきゅう33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
源公げんこうを見ねえ。狐裘かわの四百両もするてえやつを着てやがるぜ」
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
渾良夫こんりやうふはもと/\小姓上りとて派手好みの伊達男である。此の日彼は紫衣に狐裘こきうを重ね、牡馬二頭立の豪奢な車を驅つて宴に赴いた。
盈虚 (旧字旧仮名) / 中島敦(著)
渾良夫こんりょうふはもともと小姓上りとて派手好みの伊達男である。此の日彼は紫衣に狐裘こきゅうを重ね、牡馬二頭立の豪奢な車を駆って宴に赴いた。
盈虚 (新字新仮名) / 中島敦(著)