“こきう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
呼吸50.0%
胡弓25.0%
鼓弓8.3%
故旧8.3%
狐裘8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たゞういふはなしときは、あま遺物ゐぶつないときで、土器どきかほでも貝層かひさうからやうものなら、呼吸こきうをするのさへわすれるくらゐ
江戸の鳥追とりおひといふは非人ひにん婦女ふぢよ音曲おんきよくするを女太夫とて木綿もめん衣服いふくをうつくしくなし、かほよそほひ、編笠あみがさをかむり、三弦さみせん胡弓こきうなどをあはせ、賀唱めでたきうたをおもしろくうたひ、門々かど/\に立て銭をふ。
支那しな鼓弓こきうつてゐる。
晶子詩篇全集 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
支那しな鼓弓こきう弥生やよひかな。
晶子詩篇全集 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
なんだかとりとめもない事ばかり書きましたが、どうかしからず御赦おゆるし下さい。僕はこの手紙を書いてしまふと、僕の家に充満した焼け出されの親戚しんせき故旧こきうと玄米の夕飯ゆふめしを食ふのです。
渾良夫こんりやうふはもと/\小姓上りとて派手好みの伊達男である。此の日彼は紫衣に狐裘こきうを重ね、牡馬二頭立の豪奢な車を驅つて宴に赴いた。
盈虚 (旧字旧仮名) / 中島敦(著)