“こきゅう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
胡弓55.9%
呼吸26.5%
故旧8.8%
故宮2.9%
古久1.5%
孤丘1.5%
狐裘1.5%
虎邙1.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そういえば、耳のぴんと立った太夫(たゆう)がひとりござって、胡弓(こきゅう)をじょうずにひいてきかしてくれたてや。じゃ、あれが、きつねだったのかィ
和太郎さんと牛 (新字新仮名) / 新美南吉(著)
これらの川魚(かわざかな)は、底(そこ)の浅(あさ)いたらいの中(なか)に、半分(はんぶん)白(しろ)い腹(はら)を見(み)せて、呼吸(こきゅう)をしていました。その隣(となり)では、甘(あま)ぐりを大(おお)なべで炒(い)っていました。
とびよ鳴け (新字新仮名) / 小川未明(著)
終(つい)にそれがもとで発狂して死んでしまった。もとより親戚故旧(こきゅう)の無い身だから多分区役所の御厄介になった事だろう。
暗夜の白髪 (新字新仮名) / 沼田一雅(著)
洛陽(らくよう)の御所は隋唐五代の故宮(こきゅう)である。
二十年前、古久(こきゅう)先生の古帳面(ふるちょうめん)を踏み潰したことがある。
狂人日記 (新字新仮名) / 魯迅(著)
其は街道の近くにある田圃の中の孤丘(こきゅう)を削(けず)って其上に建てられた別荘で、質素な然し堅牢(けんろう)なものであった。西には富士も望まれた。南には九十九里の海——太平洋の一片が浅黄(あさぎ)リボンの様に見える。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎、徳冨蘆花(著)
渾良夫(こんりょうふ)はもともと小姓上りとて派手好みの伊達男である。此の日彼は紫衣に狐裘(こきゅう)を重ね、牡馬二頭立の豪奢な車を駆って宴に赴いた。
盈虚 (新字新仮名) / 中島敦(著)
清(しん)の乾隆(けんりゅう)二十六年のことである。虎邙(こきゅう)に乞食があって一頭の狗熊(くゆう)を養っていた。熊の大きさは川馬(せんば)のごとくで、箭(や)のような毛が森立している。