“いきづかひ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
呼吸50.0%
息遣50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
足袋裸足で痛痛しい、胸が開張はだけて、雪の肌が白百合の匂ひ、島田の根が外れて忙しい呼吸いきづかひである。
二十三夜 (旧字旧仮名) / 萩原朔太郎(著)
「やあ、此方こつちへ」と席を勧めたのが代助にはやうやうであつた。誠吾は席にくや否や、扇子を出して、上布じやうふえりひらく様に、かぜを送つた。此暑さに脂肪しぼうけて苦しいと見えて、荒い息遣いきづかひをした。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)