“故宮”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こきゅう66.7%
ふるみや33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
帝は玉体につつがもなく、洛陽の故宮こきゅう入御じゅぎょされ、兵馬は城外に陣を取って、さかんなる篝火かがりびを焚いた。
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
洛陽らくようの御所は隋唐五代の故宮こきゅうである。
相かはらずの太子・中ノ大兄おいねとして、かつて母后の住まはれたのちノ飛鳥ノ岡本の故宮ふるみやで済ましてをられる。
春泥:『白鳳』第一部 (新字旧仮名) / 神西清(著)