“源公”の読み方と例文
読み方割合
げんこう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すると、母が私の手を引っ張って、私を殴った喧嘩大将のげんしゃんのうちへ行って、源公げんこうのおふくろに
戦争雑記 (新字新仮名) / 徳永直(著)
……で、そういった塩梅あんばいでね、諏訪以来一座は解散さ。チリチリバラバラになったのさ。……随分お前を探したよ。親方にとっては金箱だし源公げんこうから見れば恋女だ。
大捕物仙人壺 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
源公げんこうを見ねえ。狐裘かわの四百両もするてえやつを着てやがるぜ」
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)