“卵饂飩”の読み方と例文
読み方割合
たまごうどん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
肉粥にくかゆとかあるいは卵饂飩たまごうどんとかを拵えて立派なご馳走を喰わせます。僧侶であれば酒がないだけで、在家ざいけでは皆そんなものに酒を添えて出します。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
こいつはまた精いっぱい伸びをして、長々と寝そべっている——上出来の卵饂飩たまごうどんのように。
博物誌 (新字新仮名) / ジュール・ルナール(著)
それを喰い終りますと米飯にバタに砂糖と乾葡萄と小さき柿とを混ぜた物をふるまい、夕飯あるいは終宴の時分には卵饂飩たまごうどんあるいはシナ料理を御馳走する者もある。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)