“肉粥”の読み方と例文
読み方割合
にくかゆ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
肉粥にくかゆとかあるいは卵饂飩たまごうどんとかを拵えて立派なご馳走を喰わせます。僧侶であれば酒がないだけで、在家ざいけでは皆そんなものに酒を添えて出します。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
肉粥にくかゆ供養くよう そこでそういう僧侶がずっと二十年間も学問して進んで行きますと、いずれ博士になることが出来る。博士になる時分には少なくとも五百円位の金は掛る。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
なぜなればあの人は肉食にくじきをしなくてはほとんど一日も居られない程のラサ府に居りながら、殊にセラ大寺では肉粥にくかゆや肉の食物を布施ふせとして沢山施される所に居りながら
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)