“釜揚饂飩”の読み方と例文
読み方割合
かまあげうどん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その頃私は毎晩夜更よふかしをして二時三時まで仕事をするので十二時近くなると釜揚饂飩かまあげうどんを取るのが例となっていた。
二葉亭余談 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
なんとかいう先生は夏でも釜揚饂飩かまあげうどんを食うが、どういうものだろうと言っている。おおかた胃が悪いんだろうと言っている。そのほかいろいろの事を言っている。教師の名はたいてい呼び棄てにする。
三四郎 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)