“饂飩屋”の読み方と例文
読み方割合
うどんや100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
所は信州姨捨おばすての薄暗い饂飩屋うどんやの二階であった。——饂飩屋さえ、のっけに薄暗いと申出るほどであるから、夜の山の暗い事思うべしで。
唄立山心中一曲 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
病気では小屋に寝てもいられないので、三人の仲間の借りていた饂飩屋うどんやの二階へ寝かしてもらったが、そのうちに夜になって仲間は芝居に往った。
唖娘 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
饂飩屋うどんやの横を、嘉三郎は、黙って奥へ這入はいって行った。庭に栗の木が一本あって、がばらばらと、顔に触れた。そして、栗の花のが鼻にみた。
栗の花の咲くころ (新字新仮名) / 佐左木俊郎(著)