“アイス”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:あいす
語句割合
高利33.3%
高利貸33.3%
16.7%
氷菓子16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
高利アイスを世話して、口銭を取る。酒を飲ませておながれ頂戴。切々せつせつ内へ呼び出しちゃ、花骨牌はなふだでもきそうに思ってるんだ。何の事はない、美少年録のソレ何だっけ、安保箭五郎直行あほのやごろうなおゆきさ。
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
高利貸アイス退治と新派劇の保護を標榜ひょうぼうしたのであったが、東京市の有力な新聞紙——たしか『万朝報よろずちょうほう』であった——の大反対にあって非なる形勢となってしまった。
マダム貞奴 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
半分は口直しのつもりであとからアイスクリームを一杯取って貰った。
思い出す事など (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
若い人びとはビロード張りの長椅子にだらしなくりながら氷菓子アイスを食べたり、煙草をくゆらしたりしていた。