“かうり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
行李94.4%
高利5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おやおやとおもつてゐるうちに上からばたつと行李(かうり)の蓋(ふた)が落ちてきました。それでも日光は行李の目からうつくしくすきとほつて見えました。
山男の四月 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
あの方(かた)が何年間かのあなたの心を蓄(たくは)へた行李(かうり)を開(あ)けて人に見せ、焼き尽しもした程憎(にく)みを見せながらそのあなたの弟や妹に
遺書 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
持給ふか知ねども當地の金貸渡世(かねかしとせい)は大坂(おほさか)掛(かけ)て極大身代(ごくだいしんだい)の者なりと云に靱負(ゆきへ)は否(いや)彼(か)の大身代の金貸渡世とは違ひ小體(こてい)に致し手早く高利(かうり)を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
始のほどは高利(かうり)の金を貸し付けて暴利(ぼうり)を貪(むさぼ)り、作事(こしらへごと)を構(かま)へて他を陥(おとしい)れ、出ては訴訟沙汰(そしようさた)、入(い)ツては俗事談判(ぞくじだんはん)の絶(た)ゆる間も無き中に立ツて、頑(ぐわん)として、たゞ其の懐中(くわいちう)を肥(こや)すことのみ汲々(きふ/\)としてゐた。
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)