“こほ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:コホ
語句割合
54.3%
20.0%
11.4%
7.1%
2.9%
2.9%
1.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私たちの血管の血までもこほらすほどのカナダらしい氣温の朝夕もいつか過ぎ去り、私たちは、もう遊技いうぎ時間をお庭で過すことに耐へられた。
今朝けさはたべたかねえかんな、われかまあねえで出來できたらたべたはうがえゝぞ」おしなはいつた。またこほつためし雜炊ざふすゐられた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
雲といへば光こほしき玻璃の戸にあまりてしろく春はけつつ
黒檜 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
印南野いなびぬも ぎがてにおもへれば、こゝろこほしき加古かこしま
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
冬ひと日堪へてありしか池水のこほれるめんに風の吹き当つ
黒檜 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
羽蓋こほりて玉帝の
天地有情 (旧字旧仮名) / 土井晩翠(著)
公議所フォラム裁判所パシリカ闘技場コロスシウム、公衆浴場、……貴族の邸は立ちつらなり諸国からの朝貢は織るがごとく、市街は殷賑いんしんを極めこのたった一つの建物を取りこほって船に積んではこぶだけでも
ウニデス潮流の彼方 (新字新仮名) / 橘外男(著)