“厚氷”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あつきこほり50.0%
あつこほり25.0%
あつごほり25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
○さて氷室ひむろとは厚氷あつきこほりを山蔭などの極陰ごくいんの地中に蔵置おさめおきいへを作りかけて守らす、古哥にもよめる氷室守ひむろもり是なり。
なほ稍明ややあかくその色厚氷あつこほりを懸けたる如き西の空より、隠々いんいんとして寂き余光の遠くきたれるが、にはかに去るに忍びざらんやうに彷徨さまよへるちまた此処彼処ここかしこに、軒ラムプは既に点じ了りて、新に白きほのほを放てり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
かの無慈悲なる湖水の厚氷あつごほり
白鳥 (旧字旧仮名) / ステファヌ・マラルメ(著)