“霜鬢”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さうびん33.3%
そうひん33.3%
そうびん33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
霜鬢さうびん明朝また一年
老残 (新字旧仮名) / 宮地嘉六(著)
今年すでに春秋五十五——霜鬢そうひんようやく白を加えんとするが、業縁なかなかに衰えず——来年はこれ、皇紀の二千六百年、西暦千九百四十年
炯々けいけいたる幕将たちの眼もとは源右衛門へそそがれた。霜鬢そうびん白き斎藤内蔵助くらのすけおもて、ほとんど仮面かとも見えるほど悲壮な気稟きひんをおびている左馬介光春さまのすけみつはるの顔。
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)