“さうびん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
双髩50.0%
霜鬢50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
色光沢いろつやの悪い皮膚が、脂じみたまま、険しい顔の骨を包んで、霜に侵された双髩さうびんが、わづかに、顳顬こめかみの上に、残つてゐるばかり、一年の中に、何度、床につくか、わからない位ださうである。
酒虫 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
霜鬢さうびん明朝また一年
老残 (新字旧仮名) / 宮地嘉六(著)