“じも”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
50.0%
自持50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「爺、おととしかな、ひどい春のわかじもと、そして夏はまたひでりで、この山里が、えらい不作にみまわれたのは」
私本太平記:12 湊川帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
わかじも
私本太平記:12 湊川帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
鎌倉時代にはじまった貯髯ちょぜんの風は、天文の終りごろからいよいよ盛んになって、自持じもちの髯のほかに置き髯や懸けひげをつけ、法体ほうたいになっても豊かな髯をたくわえるという凝りかたなので
うすゆき抄 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)