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粒珠
読み方 | 割合 |
つぶ | 33.3% |
つぶだつ | 33.3% |
りふしゆ | 33.3% |
天寒の
強と
弱とによりて
粒珠の大小を
為す、
是を
霰とし
霙とす。(
雹は夏ありその
弁こゝにりやくす)地の
寒強き時は
地気形をなさずして天に
升る
微温湯気のごとし。天の
曇は是也。
雲温なる気を以て天に
升り、かの
冷際にいたれば
温なる
気消て雨となる、
湯気の
冷て
露となるが
如し。(冷際にいたらざれば雲散じて雨をなさず)さて
雨露の
粒珠は天地の気中に
在るを以て也。
凡天より
形を
為して
下す
物○
雨○
雪○
霰○
霙○
雹なり。
露は
地気の
粒珠する
所、
霜は地気の
凝結する所、
冷気の
強弱によりて
其形を
異にするのみ。