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落着
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らくちやく
ふりがな文庫
“
落着
(
らくちやく
)” の例文
易
(
やす
)
く
消光
(
おくら
)
す可し是にて一件
落着
(
らくちやく
)
したりと述給ふ程に小役人は
落着
(
らくちやく
)
一同立ませいと
諸聲
(
もろごゑ
)
合
(
あは
)
して言にける實に
曇
(
くも
)
りなき
裁判
(
さいばん
)
は人を損せず理を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
「これで萬事
落着
(
らくちやく
)
か、最初驚かされたほどのことはありませんが、いろ/\結構なことを教はりましたね」
銭形平次捕物控:331 花嫁の幻想
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
此日
(
このひ
)
は
鐵條網
(
てつでうもう
)
に
就
(
つい
)
て
博士對警官
(
はかせたいけいくわん
)
の
小衝突
(
せうしやうとつ
)
が
有
(
あ
)
つたが、
勿論
(
もちろん
)
警官側
(
けいくわんかは
)
の
誤解
(
ごかい
)
に
出
(
い
)
でたので、
程
(
ほど
)
なく
落着
(
らくちやく
)
した。
探検実記 地中の秘密:29 お穴様の探検
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
今度の一件の
落着
(
らくちやく
)
するまでは、せい/″\謹愼してゐなければなるまいではないか。
権三と助十
(旧字旧仮名)
/
岡本綺堂
(著)
天道樣が
感應
(
かんおう
)
在
(
まし
)
まして忠兵衞に
云
(
い
)
はせし者ならん如何にも此長助が
一肌
(
ひとはだ
)
脱
(
ぬい
)
でお世話致さん
然
(
さり
)
ながら一
旦
(
たん
)
中山樣にて
落着
(
らくちやく
)
の付し事を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
▼ もっと見る
そのお
捌
(
さば
)
きで
落着
(
らくちやく
)
したことだから、決して間違ひのあらう筈はないのだ。
権三と助十
(旧字旧仮名)
/
岡本綺堂
(著)
右の
通
(
とほ
)
り重四郎一件
落着
(
らくちやく
)
と成しは
誠
(
まこと
)
に天道正直の
道
(
みち
)
を
照
(
てら
)
し給ふ所なり然れども
其人
(
そのひと
)
其罪無して杉戸屋富右衞門は
如何
(
いか
)
なる其身の
業報
(
ごふはう
)
にや
煙草入
(
たばこいれ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“落着”の意味
《名詞》
落着(らくちゃく)
落ち着くこと。決着、完結すること。
判決、裁決が出ること。
(出典:Wiktionary)
落
常用漢字
小3
部首:⾋
12画
着
常用漢字
小3
部首:⽬
12画
“落着”で始まる語句
落着済
落着先
落着家
落着日