“ろばう”の漢字の書き方と例文
語句割合
路傍100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
路傍ろばうくさうへこしけて、握米飯にぎりめしきつし、それからまたテクリしたが、却々なか/\あつい。
ひとらじとみづかくらませども、やさしき良人をつとこゝろざし生憎あやにくまつはる心地こゝちしておりつ路傍ろばうたちすくみしまゝ、くまいかくまいか、いつそおもつてくまいか、今日けふまでのつみ今日けふまでのつみ
うらむらさき (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
志村しむらおなこゝろあとになりさきになり、二人ふたりあるいてると、時々とき/″\路傍ろばうこしろして鉛筆えんぴつ寫生しやせいこゝろみ、かれたずばわれたず、われふでをやめずんばかれめないとふうで、おもはずとき
画の悲み (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)