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気鬱
ふりがな文庫
“気鬱”のいろいろな読み方と例文
旧字:
氣鬱
読み方
割合
きうつ
84.2%
きふさ
5.3%
きぶせ
5.3%
けうと
5.3%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きうつ
(逆引き)
「正成はただではない。……清忠も言ったな、
気鬱
(
きうつ
)
の
症
(
しょう
)
だと。……おそらくはひどい気鬱なのだろう。しばらく病養を命じおくがいい」
私本太平記:11 筑紫帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
気鬱(きうつ)の例文をもっと
(16作品)
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きふさ
(逆引き)
直して、もうお
寝
(
やす
)
みなさいましてはいかがですえ。娘や、おまえも、たんまりと愉しみなよ。そして朝になってごらん。女ってえものは、すっかり
気鬱
(
きふさ
)
ぎ病なんか
癒
(
なお
)
ってしまっているものさね。……ほほほ
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
気鬱(きふさ)の例文をもっと
(1作品)
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きぶせ
(逆引き)
結婚してからも、どうかすると、おゆうから離されて、房吉が
気鬱
(
きぶせ
)
な母親の側に寝かされたり、おゆうが夜おそくまで、母親の側に坐って、足腰を揉ませられたりした。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
気鬱(きぶせ)の例文をもっと
(1作品)
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けうと
(逆引き)
『ゆるせ。旅の間が、この久右衛門の実は極楽、山科の家へ帰れば、女房子の
気鬱
(
けうと
)
い顔、借金取のうるさい訪れ、やれ何だのかだのと、
伸々
(
のびのび
)
と、骨伸ばしもならぬのじゃ』
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
気鬱(けうと)の例文をもっと
(1作品)
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“気鬱”の意味
《名詞》
気分が晴れ晴れとせず鬱ぐこと。
(出典:Wiktionary)
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
鬱
常用漢字
中学
部首:⾿
29画
“気鬱”の類義語
陰鬱
鬱
懸念
沈鬱
欝
憂慮
鬱気
暗鬱
“気鬱”で始まる語句
気鬱症
気鬱病
検索の候補
気鬱症
気鬱病
鬱気
“気鬱”のふりがなが多い著者
エクトール・アンリ・マロ
久米正雄
吉川英治
徳田秋声
久生十蘭
岡本かの子
海野十三
泉鏡花
岡本綺堂
野村胡堂