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鬱気
ふりがな文庫
“鬱気”のいろいろな読み方と例文
旧字:
鬱氣
読み方
割合
うっき
57.1%
うつき
28.6%
うちき
14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うっき
(逆引き)
瀟々
(
しょうしょう
)
と外は間断なき雨の音だった。こんな時は
鬱気
(
うっき
)
を退治して大いに快笑するに限ると、龐徳は友を引きとめて酒など出した。
三国志:09 図南の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
鬱気(うっき)の例文をもっと
(8作品)
見る
うつき
(逆引き)
井戸一帯に燐の粉が
零
(
こぼ
)
れて、それに
鬱気
(
うつき
)
を生じ、井戸の中、
覆
(
ふた
)
の石、周りの土までが夜眼にも
皓然
(
こうぜん
)
と輝き渡っていたその理を、彼は不幸にも
弁
(
わきま
)
えなかったのだ。
釘抜藤吉捕物覚書:06 巷説蒲鉾供養
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
鬱気(うつき)の例文をもっと
(4作品)
見る
うちき
(逆引き)
(そうか。それは右門には、よい
手鞠
(
てまり
)
が見つかったな。あれはちょうど、
鬱気
(
うちき
)
な猫みたいに、いつも
眸
(
ひとみ
)
が
空虚
(
うつろ
)
な男だから——)
柳生月影抄
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
鬱気(うちき)の例文をもっと
(2作品)
見る
鬱
常用漢字
中学
部首:⾿
29画
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
“鬱気”の類義語
鬱
欝
陰鬱
沈鬱
気鬱
抑鬱
“鬱”で始まる語句
鬱
鬱陶
鬱蒼
鬱憤
鬱々
鬱金
鬱勃
鬱積
鬱屈
鬱然
検索の候補
気鬱
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“鬱気”のふりがなが多い著者
吉川英治
林不忘
中里介山