“きうつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
気鬱69.6%
気欝13.0%
氣欝8.7%
氣鬱8.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つづいて父親を癒して貰ったという、越後屋のせがれ、女房の気鬱きうつが治った小梅の百姓小兵衛、等々、なんの不思議もありません。
「能書きを聞いてくるんだ。気欝きうつの病封じにすえてくれたとぬかしたが、お秋めとんでもねえ気欝封じをしたかもしれねえ。何々にききめがあるか、よく聞いてきな」
考へ込んでゐると言つた、世にいふ氣欝きうつかうじた症状だつたのです。
これが、丸持まるもち祕藏子ひぞつこだと、匙庵老さじあんらうみやくつて、氣鬱きうつしやうでごわす、とお氣晴きばらしを、とて、ぐに野幇間のだいこ變化ばけやつ
一席話 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)