氣鬱きうつ)” の例文
新字:気鬱
續いて父親を癒して貰つたと言ふ、越後屋の伜、女房の氣鬱きうつが治つた小梅の百姓小兵衞、等々、何んの不思議もありません。
これが、丸持まるもち祕藏子ひぞつこだと、匙庵老さじあんらうみやくつて、氣鬱きうつしやうでごわす、とお氣晴きばらしを、とて、ぐに野幇間のだいこ變化ばけやつ
一席話 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)