気鬱きぶせ)” の例文
旧字:氣鬱
結婚してからも、どうかすると、おゆうから離されて、房吉が気鬱きぶせな母親の側に寝かされたり、おゆうが夜おそくまで、母親の側に坐って、足腰を揉ませられたりした。
あらくれ (新字新仮名) / 徳田秋声(著)