トップ
>
売
>
うら
ふりがな文庫
“
売
(
うら
)” の例文
旧字:
賣
お登和さん、ホントに今
選
(
よ
)
り
出
(
だし
)
て下すった松茸は良い品物ばかりですね。
何故
(
なぜ
)
良い品ばかり揃えて
直段
(
ねだん
)
を高くして
売
(
うら
)
ないでしょう。
食道楽:冬の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
過
(
すぎ
)
し
年
(
とし
)
北国より人ありて
拳
(
こぶし
)
の大さの
夜光
(
やくわう
)
の玉あり、よく一
室
(
しつ
)
を
照
(
てら
)
す、よき
価
(
あたひ
)
あらば
売
(
うら
)
んといひしかば、
即座
(
そくざ
)
に其人に
托
(
たく
)
して
曰
(
いはく
)
、其玉
求
(
もとめ
)
たし
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
全体
小癪
(
こしゃく
)
な
旅烏
(
たびがらす
)
と振りあぐる
拳
(
こぶし
)
。アレと走り
出
(
いず
)
るお辰、吉兵衛も共に
止
(
とめ
)
ながら、七蔵、七蔵、さてもそなたは
智慧
(
ちえ
)
の無い男、無理に
売
(
うら
)
ずとも相談のつきそうな者を。
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
売はせぬかと問ますと其様な者は
売
(
うら
)
ぬと云います
夫
(
それ
)
なら若し其製法でも知ては居ぬかと問ましたら自分は知らぬが自分の親友で居留地三号の二番館に居る同国人が今年未だ四十四五だのに白髪だらけで
毎
(
いつ
)
も自分で
染粉
(
そめこ
)
を
無惨
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
過
(
すぎ
)
し
年
(
とし
)
北国より人ありて
拳
(
こぶし
)
の大さの
夜光
(
やくわう
)
の玉あり、よく一
室
(
しつ
)
を
照
(
てら
)
す、よき
価
(
あたひ
)
あらば
売
(
うら
)
んといひしかば、
即座
(
そくざ
)
に其人に
托
(
たく
)
して
曰
(
いはく
)
、其玉
求
(
もとめ
)
たし
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
▼ もっと見る
四の五のなしとは結構な
仰
(
おお
)
せ、私も手短く申しましょうならお辰様を
売
(
うら
)
せたくなければ御相談。ふざけた
囈語
(
ねごと
)
は
置
(
おい
)
てくれ。コレ七、
静
(
しずか
)
に聞け、どうか売らずと済む工夫をと云うをも待たず。
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
後
(
うしろ
)
見られぬ
眼
(
め
)
を
恨
(
うら
)
みし
別離
(
わかれ
)
の様まで胸に
浮
(
うか
)
びて
切
(
せつ
)
なく、娘、ゆるしてくれ、今までそなたに苦労させたは
我
(
わが
)
誤り、もう是からは花も
売
(
うら
)
せぬ、
襤褸
(
つづれ
)
も着せぬ、荒き風を
其
(
その
)
身体
(
からだ
)
にもあてさせぬ
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
売
常用漢字
小2
部首:⼠
7画
“売”を含む語句
商売
売女
売卜者
淫売婦
売買
淫売
競売
売子
売色
売台
売払
売卜
商売人
売淫
膏薬売
卸売
魚売
淫売屋
売家
売却
...