トップ
>
旅烏
ふりがな文庫
“旅烏”の読み方と例文
読み方
割合
たびがらす
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たびがらす
(逆引き)
さはあれ、呂昇はよき師をとり、それに一心不乱の勤勉と、天性の美音とが、いつまでも
駈出
(
かけだ
)
しの
旅烏
(
たびがらす
)
にしておかなかった。
豊竹呂昇
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
浪人は一人ぽっちの
旅烏
(
たびがらす
)
なので、祭りのおりには知らぬ顔で通り過ぎたが、その時は少年の素通りを許さなかった。
夜明け前:02 第一部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
納屋の中からは
大釜
(
おおがま
)
や
締框
(
しめわく
)
がかつぎ出され、ホック船やワク船をつとのようにおおうていた
蓆
(
むしろ
)
が取りのけられ、
旅烏
(
たびがらす
)
といっしょに集まって来た漁夫たちが
生まれいずる悩み
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
旅烏(たびがらす)の例文をもっと
(9作品)
見る
旅
常用漢字
小3
部首:⽅
10画
烏
漢検準1級
部首:⽕
10画
“旅烏”の類義語
異人
旅鴉
異邦人
“旅”で始まる語句
旅
旅籠
旅籠屋
旅人
旅宿
旅行
旅館
旅商人
旅立
旅舎
“旅烏”のふりがなが多い著者
樋口一葉
有島武郎
幸田露伴
島崎藤村
長谷川時雨
夏目漱石
国枝史郎
永井荷風
夢野久作