“純金”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じゅんきん66.7%
むくきん8.3%
きん8.3%
じゆんきん8.3%
むく8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きらびやかに品のいい貴婦人きふじんのような身なりをして、白い杖を手にもっていました。杖のあたまには、純金じゅんきんのくじゃくを、とまらせていました。
ジャックと豆の木 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
そして眼を一杯にけてじろ/\見廻したが、何処に一つ純金むくきんらしい光は無かつたし、それに持重もちおもりが少しも無かつた。
「宜いではございません。純金きんでは大変でございます」
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
そして見ることは強いよろこびであつた——貴重な、しかし有毒なよろこび、苦悶の鋼鐵の一點を持つた純金じゆんきん、今自分の這ひよつた泉は毒の泉だと知りつゝ、なほ身をかゞめて尊い水を飮む、あの
たゞこしらつき貳尺四寸無名物むめいものふち赤銅しやくどうつるほりかしらつの目貫りよう純金むくつば瓢箪へうたんすかぼりさや黒塗くろぬりこじりぎん
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)