トップ
>
純金
>
じゅんきん
ふりがな文庫
“
純金
(
じゅんきん
)” の例文
きらびやかに品のいい
貴婦人
(
きふじん
)
のような身なりをして、白い杖を手にもっていました。杖のあたまには、
純金
(
じゅんきん
)
のくじゃくを、とまらせていました。
ジャックと豆の木
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
「そこで、何でございますなあ、そのコンパクト型爆弾で、
純金
(
じゅんきん
)
でもってお作りになったものがありましたそうで……」
時限爆弾奇譚:――金博士シリーズ・8――
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
彼
(
かれ
)
は、
最初
(
さいしょ
)
、
純金
(
じゅんきん
)
の
細
(
ほそ
)
い
線
(
せん
)
でためしました。しかし、その
音色
(
ねいろ
)
は、あまりに
澄
(
す
)
んで、
冴
(
さ
)
えきっています。つぎに、
金
(
きん
)
と
銀
(
ぎん
)
と
混
(
こん
)
じて
細
(
ほそ
)
い
線
(
せん
)
を
造
(
つく
)
りました。
楽器の生命
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
モン長 いや、こなたよりはまだ
參
(
まゐ
)
らするものがおぢゃる。
吾等
(
われら
)
純金
(
じゅんきん
)
にて
姫
(
ひめ
)
の
像
(
ざう
)
を
建
(
た
)
て
申
(
まう
)
し、
此
(
この
)
ヹローナが
同
(
おな
)
じ
呼名
(
よびな
)
で
知
(
し
)
らるゝ
限
(
かぎ
)
り、
貞節
(
ていせつ
)
なヂュリエットどのゝ
黄金
(
こがね
)
の
像
(
ざう
)
をば
上無
(
うへな
)
き
記念
(
かたみ
)
と
崇
(
あが
)
めさせん。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
そしてその人たちが、
純金
(
じゅんきん
)
でできている
扉
(
とびら
)
をあけてくれました。
漁師とそのおかみさんの話
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
▼ もっと見る
「お
母
(
かあ
)
さん、
新聞
(
しんぶん
)
に
出
(
で
)
ている
相場
(
そうば
)
は、
純金
(
じゅんきん
)
をばいうのでしょう、それでなくとも、
持
(
も
)
っていけば、きっと
安
(
やす
)
いことをいいますよ。」と、
令二
(
れいじ
)
が、いいました。
金歯
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「
天井
(
てんじょう
)
のあそこにある彫刻な、あれは中々古いもので、
純金
(
じゅんきん
)
だよ。よっく御覧!」
戦時旅行鞄:――金博士シリーズ・6――
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
「
純金
(
じゅんきん
)
に近い二十二金ですわ」
少年探偵長
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
“純金”の意味
《名詞》
雑じり気のない純粋な金属の金。金無垢。
(出典:Wiktionary)
純
常用漢字
小6
部首:⽷
10画
金
常用漢字
小1
部首:⾦
8画
“純金”で始まる語句
純金製
純金作
純金色