“えきか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
腋下90.0%
腋窩10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
絶命してから、まだ一時間と経っていないことは、屍体の腋下えきかにのこるま温い体温や、帆村の参考談から、証明された。
麻雀殺人事件 (新字新仮名) / 海野十三(著)
直径百四十尺、深さ三十五尺のグロテスクな大きな穴で、夏も氷が張りつめ、涼風が腋下えきかかすめる。
雲仙岳 (新字新仮名) / 菊池幽芳(著)
予かつて南ケンシントン美術館にやとわれいし時、インドの美術品に貴婦が、遊逸談笑するに両ひじを挙げて、腋窩えきかあらわすところ多きを見て、インドの貴紳に向い、甚だ不体裁な事と語ると