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さむさ
ふりがな文庫
“さむさ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
寒
47.8%
寒気
34.8%
寒冷
8.7%
寒威
4.3%
悪寒
4.3%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
寒
(逆引き)
昼
(
ひる
)
は
猟
(
かり
)
して
獣
(
けもの
)
を
食
(
しよく
)
とし、夜は
樹根
(
きのね
)
岩窟
(
がんくつ
)
を
寝所
(
ねどころ
)
となし、
生木
(
なまき
)
を
焼
(
たい
)
て
寒
(
さむさ
)
を
凌
(
しのぎ
)
且
(
かつ
)
明
(
あかし
)
となし、
着
(
き
)
たまゝにて
寝臥
(
ねふし
)
をなす。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
さむさ(寒)の例文をもっと
(11作品)
見る
寒気
(逆引き)
明後日が初酉の十一月八日、今年はやや
温暖
(
あたたか
)
く小袖を
三枚
(
みッつ
)
重襲
(
かさね
)
るほどにもないが、夜が
深
(
ふ
)
けてはさすがに初冬の
寒気
(
さむさ
)
が感じられる。
里の今昔
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
さむさ(寒気)の例文をもっと
(8作品)
見る
寒冷
(逆引き)
矢表
(
やおもて
)
に立ち
楽世
(
うましよ
)
の
寒冷
(
さむさ
)
、
苦痛
(
くるしみ
)
、
暗黒
(
くらやみ
)
の
海潮音
(新字旧仮名)
/
上田敏
(著)
さむさ(寒冷)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
寒威
(逆引き)
慄
(
ふる
)
へるやうな冷い風に吹かれて、
寒威
(
さむさ
)
に
抵抗
(
てむかひ
)
する力が全身に満ち
溢
(
あふ
)
れると同時に、丑松はまた
精神
(
こゝろ
)
の
内部
(
なか
)
の方でもすこし勇気を回復した。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
何もかも今は夜の空気に包まれて、沈まり返つて、闇に隠れて居るやうに見える。それは
少許
(
すこし
)
も風の無い、
閴
(
しん
)
とした晩で、
寒威
(
さむさ
)
は骨に
透徹
(
しみとほ
)
るかのやう。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
さむさ(寒威)の例文をもっと
(1作品)
見る
悪寒
(逆引き)
髑髏
(
されかうべ
)
といふものは
恁麽
(
こんな
)
ぢやなからうかと思つたり、紅い口が今にも耳の根まで裂けて行きさうに見えたりして、
謂
(
い
)
ひ知れぬ
悪寒
(
さむさ
)
に捉はれる事が間々あつた。
刑余の叔父
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
さむさ(悪寒)の例文をもっと
(1作品)
見る
“さむさ”の意味
《名詞》
さむさ【寒さ】
寒いこと。その程度。
寒い時候。冬の季語。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
さむけ
かん
こご
さぶ
さぶき
さみ
さむ
さむい
さむか
さむし