“畫孃”の読み方と例文
読み方割合
ぐわぢやう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まさに、春子畫孃ぐわぢやう、その夜は、腕を現して、チヤンチヤンコを一着におよんだやうな輕い洋裝で、南洋風俗をおもはせないでもない。
夏の夜 (旧字旧仮名) / 長谷川時雨(著)
そこで私は、毛の薄い、昔の軍學者のやうな、春子畫孃ぐわぢやうの耳きはのパーマネントを見ながら、鰐のことにかへつた。
夏の夜 (旧字旧仮名) / 長谷川時雨(著)
さうはいふが、畫孃ぐわぢやうも、聽いてゐる三上も、さういふ話は別の意味で好んでするのだ。
夏の夜 (旧字旧仮名) / 長谷川時雨(著)