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高価
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たかね
ふりがな文庫
“
高価
(
たかね
)” の例文
旧字:
高價
夏珪の『李白観瀑』は、つい此間行われた伊達家の大売立に九万五千円と云う途方もない
高価
(
たかね
)
を附せられた品物だった。
真珠夫人
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
「黒貂の皮は一枚もございません。あの商人がすっかり
高価
(
たかね
)
で買いしめてしまって、敷物をこさえてしまいました。」
イワンの馬鹿
(新字新仮名)
/
レオ・トルストイ
(著)
殊に
高価
(
たかね
)
の
貨物
(
しろもの
)
を提げてるという事をチラリと聞いたから、間が宜くば暗い処へ引摺込み、残らず引ッ
剥
(
ぱご
)
うという護摩の灰の二人で、誠に悪い奴でございます。
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
が、結婚の式場に
列
(
つらな
)
るまで、彼は瑠璃子を
高価
(
たかね
)
で
購
(
あがな
)
った装飾品のようにしか思っていなかった。五万円に近い大金を投じて、
落藉
(
ひか
)
した
愛妓
(
あいぎ
)
に対するほどの感情をも持っていなかった。
真珠夫人
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
高
常用漢字
小2
部首:⾼
10画
価
常用漢字
小5
部首:⼈
8画
“高”で始まる語句
高
高輪
高尚
高麗
高野
高原
高嶺
高山
高邁
高鼾